偏食

本とか映画とか

ハンニバルs2 6話7話

6話「蓋物」
7話「焼物」

チルトンは犠牲になったのだ…犠牲の犠牲にな…

えっ死ん、死んだ…?と思わず巻き戻してしまいしました。いえ、羊たちの沈黙でチルトンは元気に出ていたので死んでしまったわけではないでしょうが、これほんとギリギリのところに弾当たってますよね…チルトン…嫌味なキャラクターなんだけど、つくづく可哀想な男だ…

6話始め「もうウィルとは距離を置くよ」とハンニバルはダメージを受けて弱ってますアピしてますが、こちらから見ると全くダメージ受けているように見えません。優雅に音奏でてますし、あげくモリモリ元気に大量殺人してますし、レクターハンニバルとは…

元気といえば、ウィルも着々と外堀を埋めて7話では無事出所できましたね!S1に比べてほんとに顔色も良くなって…。ビヴァリーを殺されたことでウィルの復讐心に火がついてますが、ジャックもいよいよハンニバルに疑いの目をもつようになりました。ど、どうなるんだー?!と思いつつ、ジャックが頑張れば頑張るほどどうしてもs2のはじめが頭にちらついて良い未来が描けません。ジャック…(南無三)

ただジャックが味方になる代わりにずっと味方だったアラーナがハンニバルに文字通り寝取られてしまいました。
ええ…?どうしてそこでベッドへ…?いやあ、海外ドラマを見ているとよく思うのですが、登場人物がベッドを共にするタイミングがよくわかりません。向こうは日本と恋愛事情が異なりますし、まー確かにマッツかっこいいですもんね!そらコロッといきますわ!(脳筋
と冗談はさておき、アラーナもウィルの事やハンニバルの事やらで混乱して弱っていたんでしょうね。そこをうまく利用して、自分のアリバイ作りに加担させるハンニバルはぶっちぎりで振り切れてます。恐ろしすぎる男だレクターハンニバル

今回の殺人は桜が綺麗ですね!全体的に落ち着いた色彩のドラマなので、色鮮やかな花が綺麗に映えます。死体もくっついてるけど。
芸術的殺人以外にも、たくさん人が死にまして。ギデオンがハンニバルに自分の左足を食べさせられるシーンで、映画ハンニバルのラストを思い出しました。死の間際にしてこの余裕、ギデオンは本当に強キャラでしたね…。
逆に死んだと思われていたミリアムが生きていましたが、まー生きていたところでハンニバル逮捕には役に立たないだろう…と高を括ってました。ら、まさかのチルトンですよ。もうチルトン踏んだり蹴ったりだよ。強く生きろチルトン。

7話最後、チルトンに全て押し付け悠々とワインを燻らすハンニバルの元に、ウィルが訪れ「セラピーを再開したい」と宣戦布告。綺麗なシャツを纏った背をピンと伸ばして、なんだか髪もツヤツヤしてますし、このウィル一体何も考えているのか…?