シャーロック・ホームズ
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/11/23
- メディア: DVD
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シャーロック・ホームズといえば今はベネディクト・カンバーバッチが有名で、例にもれず私もそちらの印象が強く、まあ、とりあえずこちらのホームズは置いとこう、みたいな感じで見るのがだいぶ遅れてしまった。(レンタルが始まってすぐ父は見てた。何故一緒に見なかったのかは覚えてない)
さてシャーロック・ホームズ、もうすごい人気なキャラクターだ。白黒映画から正統派も現代版も女版(ワトソン)だって出ている中どんなキャラクターで攻めてくる…?!と見始めて数分で武闘派の三文字が浮かんだ。アッこれ推理映画の皮を被ったアクション映画だ、と。
なるほど、確かに某小学生探偵のように無茶苦茶凝り固まった推理劇よりもこちらの方が純粋に映像を楽しめるのかもしれない…原作でも滝から甦れる程度にホームズは戦えるはずだ……と納得していたら、なんとワトソン君も戦う戦う。こちらのワトソンはアフガンでほんとに負傷したのか疑いたくなりますね。
映画的には少しテンポの悪さが気になってしまって、最後の方などあっ終わった?みたいな感じになってしまったけれど、音楽やら背景やら衣装、小物など大変素晴らしく、何よりキャストのかっこよさ!ロバート・ダウニーJr.にジュード・ロウ!イケメン2人のスーツだけで大変美味しゅうございました。続編を前提に作った作品のようなので、そちらも見たらまた評価も変わるのかな。
パプリカ
私が今まで見た最高にわけがわからない夢は「朝目が覚めて居間に行って母親におはようといって朝ごはんを食べて目が覚めて居間に行って…」を5回くらい繰り返す夢だった。
私の夢はさて置き、「パプリカ」。実を言うと今回で2回目の視聴。
同じく他人の夢の中に潜っていくといえば「インセプション」を思い浮かべますが、あれはかなりスタイリシュに描かれていて、潜っていくというより場面が切り替わる、といった具合だったのに対し、こちらは本当に足場が沈みこんでいく。出てくる夢が総じて悪夢だからこその重み、ねっとりとした空気感は見ているこちらまで息が詰まってくる。真相を追って深い階層の夢に潜っていっていたはずが、いつのまにか悪夢が隊列を成して地上に溢れ出してくる様は圧巻で、ここのシーンの作画はほんと頭おかしいです。平沢進師匠の歌とマッチして本当に大好きなシーン。映画館で観れた人が本当に羨ましい。
誰がDCミニを盗んだのか?と並行して粉川刑事の悪夢の解明が行われ、ははあこの二つがうまく交差してラスボスを倒すんだな、という予測を丸めてポイされたようなラスト。美しい映像美と平沢師匠の電子ドラッグとも言える美声、ストーリーは全てが唐突でほんとうに夢のような映画でした。みんな大好きあっちゃんの最終的な王子様は「おおおおまえかよオ!?」と叫びたくなりましたが、まあ、アムロだしなあ。
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