偏食

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ハンニバルS2 1〜3話

近所のツタヤで準新作が少し安くなってたのでレンタル。もっと早く見たかったんですが、やっぱり洋ドラマのレンタルは高いですねえ…huluとかのほうがいいのかな。

さてハンニバルS2。前回アビゲイルの耳をリバースしたせいで捕まってしまったウィル、ど〜なっちゃうの〜?というところで終わってましたね。

今回のシリーズのタイトルは懐石、先付、八寸、とそのまま日本の懐石料理にちなんでいるみたい。フランス料理の次に日本料理が選ばれたことに少し誇らしく思ってしまう。

しかしS2、なんだか映像がより美しくなってますね!1話初めハンニバルの寿司シーンなんか特に気合の入り方が段違いです。時間の都合上映画ドラマを見るのは夜中になってしまうのでハンニバル見てると本当にお腹が空く…ついつい空の冷蔵庫を2.3回開け閉めしてしまった。今回スネ肉の煮込みが本当に美味しそうで…お肉久しく食べてないなあ。

食事のシーンはもちろんのこと殺人の映像も鮮明に描かれてるので、今回の事件は本当に痛かった…中央に据えられた被害者が脱走するシーン、皮膚が引っ張られ剥がれていくたびにイタタタタと尻がゾッとしてしまった。

結局その被害者の代わりに犯人がハンニバルの手によって中央に設置されてしまう訳だけど、今回の犯人はすごく台詞が少ないせいかハンニバルとの会話シーンが非常に印象に残ってます。
「神はいない」なんてことを言いながら、神を見るための目の光彩を人で作り上げたり、ハンニバルに「神は君を見ている」「君も見返したいよな」とか言われて微笑んでいるし、1番神に固執して救われたがっているのはお前じゃないか…。犯人の目が茶色だったのも要因の一つというか、目が青だったり緑だったりする人間が、例えば、毎日顔洗って鏡で自分の顔を見ていて、人の肌の色で瞳の光彩作ろっ!なんて思いつくかっていう…思いつきますかね?わからん。

ハンニバルの面白いところは、ウィルの苦悩やハンニバルの暗躍もそうなんですが、サイコパス達の芸術性(びっくり人間殺害ショーの域かもしれない)だと思うのでシーズン2も楽しみですね。

ハンニバルもウィルを監獄へぶち込んだと思えば、ウィルの力になりたい!とか言い始めますし、もうウィルの一挙一動を見守るのが楽しくてしゃーないって感じですね…なんかメンヘラ彼女に振り回される彼氏って感じですねウィル。ウィルはこれからどう反撃していくのか?頑張れウィル。